注目の治療・研究 2017年06月28日 世界中で研究が進む「オートファジー」 〜ノーベル賞に輝いた「細胞の自食作用」の解明はがん治療の分野でも期待される〜 2016年のノーベル生理学・医学賞受賞者が発表された10月3日以降、「オートファジー」という言葉が世間で認知されるようになってきた。 続きを読む
注目の治療・研究 2016年02月17日 がん細胞に栄養を送る血管を遮断して 腫瘍を死滅させる「動脈塞栓術(そくせんじゅつ)」 標準治療では効果の上がらない患者さんのために、現在、様々ながん治療の研究が進んでいる。その中で、手術などに比べ、患者さんの体への負担が少なく、副作用もない治療法として注目されているのが血管内治療の1つの「動脈塞栓術」だ。 続きを読む
注目の治療・研究 2015年11月11日 手術後のリンパ浮腫を改善し、肉腫を予防。「スーパーマイクロサージャリー」 子宮がんや乳がんなどの手術後、手足にリンパ液が滞ってむくむ「リンパ浮腫」に苦しむ患者さんは多い。東京大学医学部附属病院の光嶋勲教授(形成外科・美容外科)はリンパ管と静脈をつなぎ、リンパ液を還流させて浮腫を治す「リンパ管静脈吻合(ふんごう)」を行い、世界中から注目を集めている。 続きを読む
注目の治療・研究 2015年10月26日 日本発の分子標的薬トラメチニブ。 早期の国内承認に期待!(後編) JT(日本たばこ産業)と京都府立医科大学の酒井敏行教授によって見出された、日本発の分子標的薬の「トラメチニブ」。皮膚がんの一種「メラノーマ(悪性黒色腫)」に絶大な効果が確認され、2013年には米FDA(米食品医薬局)で承認。日本国内でも早期認可に期待が寄せられている 続きを読む
注目の治療・研究 2015年10月20日 日本発の分子標的薬トラメチニブ。早期の国内承認に期待!(前編) 皮膚がんの一種「メラノーマ(悪性黒色腫)」の新たな治療薬として大きな効果をあげている、日本発の抗がん剤がある。それが、2013年に米FDA(米食品医薬局)の承認を得て、画期的な治療薬として高く注目されている「トラメチニブ」だ。 続きを読む
注目の治療・研究 2015年02月17日 世界で急速に展開する陽子線治療。一方で臨床的有用性は未検証。米国で陽子線とX線各治療の初の比較臨床試験が進行中 作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんが、食道がんにかかって受けた治療は陽子線治療だった。放射線治療の・・・ 続きを読む
注目の治療・研究 2014年10月28日 免疫セマフォリンの性質を利用してがん細胞の移動を抑制。将来に向けた診断、治療法が期待される 21世紀に入り、免疫研究が契機となってセマフォリンと呼ばれるタンパク質が・・・ 続きを読む